gin1103
読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

日々はあけぼの

スタバ大好き病院勤めの人間。日々の出来事や事件を徒然なるままに書いていくスタイル。Twitter:@gin3011

大学病院を個人的にオススメしない理由

f:id:gin1103:20160516175254j:image
今日のスタバ。
都内御茶ノ水にある順天堂医院の入り口にあるり、席は院内と院外にそこそこの席数確保されている。
たまに勤務中の医師や看護師が買いに来ているのを見る。
それだけでなく患者から患者家族までかなりの人がここでコーヒーやら何やら購入している。
外来には1日5000人近い人がくる。1日何杯売れているのか気になるところだ。
おかげでこの狭い敷地も影響して敷地面積割合での売り上げが日本一という話を聞いたことがある。
自分もたまに使うが、スタッフは高齢者の対応に慣れているからだろうか優しく穏やかな人ばかりだ。




順天堂医院といえば、都内でも有数の大病院だ。御茶ノ水だけでなく関連病院が6個もあるそうだ。
それだけではなく隣には東京医科歯科大、天皇陛下が入院された東大病院など順天堂に負けず劣らずの病院がある。
こんな大病院が3つもあるのに入院したくても出来ない人が大勢いるというから驚きだ。



大学病院なら医療のクオリティが高い



と思うかもしれないが、一概にそうとは言えない。

比較対象を町医者や小さい小さいクリニックにしてしまうと話が変わってくるが、病院の規模と行われている医療については別物だと個人的には考えている。



家族が入院や受診するという時、
どうせならいい病院に行ってほしい
というのは当たり前の感情かもしれない。


そういう時、やはり大学病院の様な大きなところを選択する気持ちは分かる。


しかし、大学病院は1番最初の受診にはオススメできない。


なんせ待ち時間が恐ろしく長い。


採血して、レントゲンとって結果は。。また今度!


ってパターンもなくもない。
もちろん要望があれば結果をその日に教えてもらえることがあるが、時間のロスは大きい。


さらに、CTやMRIなどといった1回の検査に時間を要するものは予約できる数も限られている。どんなに手際が良く効率のいい技師さんがいたとしても限界はある。


そういう人のためにあるのが
「メディカルスキャニング」
という施設だ。

端的に言えば、画像検査のみをやっているところになる。

わざわざ大学病院で長い待ち時間を要さなくても外部で撮り、データを持って来ればいいのだ。整形外科など画像検査絶対必須の科は御用達なのではないだろうか。


まぁ、画像検査のことはさておきだ。



大学病院を個人的にオススメしない理由。



それは医者の数が多いからだ。



医者が多い。
聞くだけだと良いように感じるかもしれない。
しかし、多いということは当たりハズレの差が大きく、ハズレを引く確率も上がるということだ。




例えば、こんな医者の外来を見たことがある。




医「はい◯◯さん、こんにちは〜」

患「こんにちは」

医「状態どうですかー?変わりませんかー?」

患「はい、大きく変化はないですね。。」

医「ならよかったです〜薬変わらないで出しておくのでまた1ヶ月後に来てください〜何かあったら連絡してくださいね〜」

患「あ、ありがとうございました。。」



この一連の流れを30秒くらいで終わらせてしまう。しかも患者の顔も見ずにPC上の電子カルテとにらめっこしながら。
患者は数時間待ったのに診察はこれだ。



だが、こんな対応でも医師としての業務はしていることになる。


1.患者の現在の状態を聴取

2.大きな変化はないため現在の治療を継続で問題なしと判断

3.状態悪化時には連絡するように指示


患者の身体にしっかり診て触れてアセスメントをしたとしても、患者をろくに見なかったとしても結果的に患者に異常が無ければ過程は正直関係ない。

では、問題になるのはいつなのか。
それはもちろん状態悪化時だ。しかも急性の。



外来の時点でしっかりアセスメントをしていれば急変や悪化を防ぐことが出来たのではないか、ということは多い。

あくまで結果論になるのでその医師を責めることはできない。もちろん、看過できる程度に差はあるが。

患者が大丈夫と言ったから問題なし、としていたら医者は一体何のためにあるのだろうか。
一般人の発言には何のエビデンスもない。


誤解の無いように補足するが、大学病院の外来にも尊敬できる素晴らしい医師はたくさんいる。
偉くなっても慢心せず患者に接する人はいる。
その志は見習いたい。

ただ、医師の数が多いと、上記したようなハズレの医師を引いてしまう可能性も上がってしまう。
業務の忙しさに負けて患者を見ずにPCに打ち込むことに必死になってしまうのだ。

どこにいってもこういう医師はいる。

いなくならないならそういう医師に会わなければいいのだ。



なので大事な最初の診療は中小規模の病院に行きそこで対応不可の場合、紹介状をもらうという手段が1番良い。

その中小病院の医師がハズレだったら。。という可能性は一先ず置いておこう。キリがない。


名医と呼ばれる人気の医師というのは中々最初から診察してもらうことができない。

ならば、他から直接使命すればいいのだ。

医師同士のコミュニティは信頼できる。

この分野なら◯◯先生だ

という風に紹介してもらえる。


長くなってしまったが、まとめれば

大学病院に行く時は紹介状を貰おう

良い医者に会えるかどうかはガシャポンの様なもの

という結論だ。

いや、さらに言うなら

病気にかからない健康な身体になろう

が人間という生き物の最終最大目標なのかもしれない。


この話。もうちょっとだけ続くんじゃ。


ではでは。