gin1103

日々はあけぼの

スタバ大好き病院勤めの人間。日々の出来事や事件を徒然なるままに書いていくスタイル。Twitter:@gin3011

俗に言う「音楽生の違い」

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今日のスタバ。
高速道路友部SAにある店舗。
夏の音楽フェス、ロッキンジャパンフェスティバルに行った際は帰りにいつも使用している。
フェスの期間は営業時間を延長してくれるのが嬉しい。
夏の時期に発売されていたクールライム。
全然全くこれっぽっちもコーヒー感はないがおいしい。




夏フェスと言えばバンド。

自分は学生時代にバンドを組んでいた。

幼少期、周りの大人達の影響でドラムをやっていたので
「いつかバンドを組んでライブハウスでライブしたい!」
と小さな自分は思っていた。


そんな、小さな自分の夢は大学生になって叶った。
サークルに入り仲間達とバンドを組んだのだ。

自分以外はみんな初心者だったが、気にならなかった。みんなで音を出すだけで楽しい。これが音楽の醍醐味




のはずだったのだが。。

初心者なのに練習をしないメンバー達と少しずつ溝ができていった。

ギター
「楽譜よめない(教則本は読む気にならないらしい)
ベース
「重いからベース持って帰ってない(つまり練習0)」
ボーカル
「喉の調子が。。(合コンでカラオケ行ってたらしい)」

練習日に毎度これだった。
2カ月で俗に言う

「音楽性の違い」

で解散したのは言うまでもない。


売れてるバンドでもメンバー脱退の際によく使われる「音楽性の違い」という言葉。
結局、仲が悪くなっただけだろうといつも思ってしまう。

「抜けたメンバーとは今も仲良しです」

という言葉はあんまり信用できない。
圧倒的な価値観のズレを認識してしまった関係性が前後で変わらないとは思えない。人間性が合わなくて脱退するのだと個人的に考えている。


バンドが見事に離散した自分だが、サークルには同学年以外にも先輩も多かった。
ドラムができるという人は貴重なのでサポートとして先輩バンドと一緒にライブしている日々が続いた。
しかし。何か違う。
サポートメンバーだったこともあり、一緒に音楽を作っているという気持ちにならなかったのだろうか。


そんなことを思っていた大学1年後半から大学3年生になるまでの間。暇があればサークル室で専門外のギターやベースを弾く癖がついていた。
サークル室にはOB達が置いていった持ち主不明の楽器達がいくつかあったのだ。

基本も知らずフィーリングでいい加減な演奏。

部屋にあった名曲達の楽譜を見て雰囲気それっぽくなってるのを楽しんでた。
正に「音を楽しむ」

しかし、今思えばなんと地味な活動なのか。。
泣きたい。。

そんなことをしていたらギターもベースも人並みに弾ける様になっていた。



そして、大学3年生の春。
楽器が一通りできるという理由でサークルの長に任命されてしまった。押し付けだった。



そして、その年。
驚異的な人数がサークルに入会した。
原因はおそらく「けいおん!」というアニメだ。当時、社会現象になるくらい流行ったからな。レフティのベースかアホみたいに売れたそうな。
衰退の一途をたどっていた魅力ないバンドサークルに大勢の人が来るなんて、それ以外に考えられない←


長として今後の運営をどうしようかと考えながら習慣でサークル室でギターを弾いている時。

「今のフレーズ、オリジナルですか?」

1年生の後輩が入ってきた。
確かに手癖になっていた一応作曲したフレーズを弾いていた。
後輩は近くにあったベースをとって

「バンドやりましょう!」

といってきた。突如の展開に驚いたが、驚いたのはそれだけではなかった。後輩がアホみたいにベースがうまかったのだ。
サークルの長になっても、サポートばかりで自分から作ったバンドを持っていなかった自分。
返答するのに時間はかからなかった。

後輩は
「先輩のギターと一緒にベース弾きたい」
と断固譲らなかったので、とりあえずドラムを探すことになった。
予想外にドラムはあっさり見つかった。
仲の良いバンドサークルではない友達が吹奏楽でなんとドラムをやっていたそうだ。
ドラムに関してはこういう隠れた人材は割といる。しかも吹奏楽をやっていただけありテクニックがすごい。


こうしてスリーピースでバンドを組めた。
そこからは本当に楽しかった。


サポートでライブ出るのも楽しかったのは間違いないが、自分の信頼できる仲間とやるライブの楽しさは段違いだった。
音を出すごとにライブの終わりが近づくと思うのが毎度毎度寂しかった。

自分達のバンドで

サークルの誰もやれない様な高難度の曲に挑戦したり

泊まり込みでオリジナルの曲を何曲も作ったり

卒業時にはライブハウスで自主企画もできて本当にいいサークル生活だった。



しかし、振り返ってみると

最初に「音楽生の違い」でバンドが解散していなかったらこの未来はなかったかもしれない。

自分がギターやベースを覚えなかったかもしれないし

ギターをやっていなかったら後輩が自分に声をかけることもなかっただろう。



そう思うと人生なにが好転のきっかけになるか分からないものだ。


もうバンドはやっていないが、楽器はまだ弾いている。
昔から憧れていた身の丈に合わない良いギターを買って。
音楽は死ぬまで続けられる趣味だと思う。
きっとベースの後輩を呼び寄せたオリジナルのフレーズは死ぬ直前まで弾けると思う。





。。。




こんな感じのフィクションストーリーはどうだろうか?いや、売れないな。きっと。



この話が嘘か本当かは置いておいて

音楽は曲を聴くことで当時の思い出を蘇らせてくれる。
景色も熱量も再現してくれる。
いい趣味を持ったとしみじみいつも実感するばかりだ。


過去のことを振り返ってばかりなのは感心できないがたまにくらいはいいかもしれない。
切り替えてまたやることを始めよう。


ではでは。