gin1103

日々はあけぼの

スタバ大好き病院勤めの人間。日々の出来事や事件を徒然なるままに書いていくスタイル。Twitter:@gin3011

1人で死んで迷惑が掛からない社会ならあなたに構ったりしない

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今日のスタバ。
九州大分別府のどこかのデパートにあった。
場所も何も曖昧だが、1つ覚えているのは新商品と銘打っていたドリンクがワンシーズン前の物だったことだ。地域差が出るものなのだろうか、商品のラインナップは。




地域差といえば、都会生まれ都会育ちの人はイマイチピンとこないかもしれない。
例えば、漫画などの新刊が発売日から少しずれて発売されたり。テレビ放送もリアルタイムの放送ではなかったり。

「この番組は◯月◯日に放送されたものです」

というテロップがよく入っていたり。



昔、部活動の大会で青森に行ったのだが、ホテルのテレビ欄が3つ、4つしかなかったのを覚えている。
そして、当時はまだ放送していた
「笑っていいとも」
が何故か17時くらいから始まっていた。

もうお昼休みはウキウキウォッチングではない。
すでに晩飯前やないか!と1人でツッコんでいた。
しょーもない。




東京に就職している人が地元に戻ってよく言われるであろう言葉


「お前も東京に染まっちまったなぁ〜」


染まるって具体的になんなのだろうか。


「田舎は夜こんなに早く店閉まっちゃうの〜?六本木とかだったらこれからが楽しいのに〜」

「この前銀座の◯◯ってお店に行ってさ〜こっちには無いような美味しいお店でね〜」


たまにこんなアホみたいな発言している輩を見る。東京から帰ってきた自分の生活ぶりを自慢したいのだろうか。


田舎が店早く閉まるのなんて需要考えたら当たり前だし、六本木を引き合いに出す意味がまるで無い。

銀座にあるようなオシャレなお店は田舎には無いかもしれないが、田舎にあるような美味しいお店も銀座にはない。料理というものは立地場所で優劣が決まるものではない。


こういう発言で場をしらけさせる様な奴はまさに「東京に染まっている」のだろうと思う。
こういう奴はずっと東京にいればいい。


自分は地元愛がずば抜けている訳ではないが、地元は好きだ。東京も好きだ。さっきも言ったが場所に優劣はつけるべきではない。というか意味ないと自分は思う。


まぁ、敢えて優劣つけるなら病院の数だろうか。田舎に行けば行くほど、医療の手が届きにくい現状があるのは間違いない。

無医村の村も少なくないだろう。

病院に自分の足で行けない人が多くなってくるからこそ、往診医や自宅へ看護師が出向く訪問看護というサービスがこれからもっと需要が伸びてくるのだと感じている。


しかし、老若男女問わず自宅に医療サービスが入ることを拒否する人というのは多いらしい。

色々言いはするのだが、全員発言の根幹は共通しているそうだ。


「私なんて1人で死ぬからほっといてくれ」

「1人で死ぬから迷惑かけることもないだろう」


この様な患者を相手にする事が多い先輩がいるのだが、決めゼリフがあるらしい。


「1人で死んで迷惑が掛からない社会ならあなたに構ったりしない。あなたが死んでからどういうことを家族がやらなきゃいけないか知ってる?」


これを言うと患者は諭された様にサービスの受け入れをしてくれるらしい。全例が全例そうではないと思うが。

自分のことはどうなってもいい、と思っている人間ほど他人への負担を少なくしたいと思っているのも事実だ。


自宅でもし亡くなった場合、

素人目に見ても

呼吸が止まって
心臓が止まっていて
死後硬直が始まっていたとしても

死亡扱いにはならない。

医師の死亡確認が必要になる。

さらに、その確認が終わらないと死後の処置、エンゼルケアができない。あくまでルール上ではだが。

そのあと葬儀屋がご遺体を運ぶ。

その他もろもろあるが、これが病院内なら特に問題はない。医師はいるし、身体を綺麗にしてくれる看護師もいる。葬儀屋との連携もマニュアル化されているのでスムーズだ。

これが医療サービスの入っていない人の場合はまず死亡診断をしてくれる医師もしくは病院から見つけなければいけない。

独居の人もいるだろうが、そういう人のために定期巡回サービスという安否確認をするためのものもある。

こういった様々なサービス。問題なのは、存在を知らない人がほとんどであるということだ。
もちろんこれを一般常識の様に知っておけ、という訳ではない。

ただサービスの情報を提供してくれる機関やケアマネージャーに相談するという第一歩を知っておくだけでも大分違う。


能力が低いケアマネージャーにあたると残念な展開になることも多いが。。。

サービスを上手く活用するしないで、患者の今後に関わる事が多いにある。
家族の介護問題はどこの家庭も抱えるものだ。
適切で迅速な対応を取れる様にサポートしていきたいと常々思う。


医療職のほんの1つの気遣いが後に大きい差になることを忘れずに今週を始めよう。


ではでは。