gin1103

日々はあけぼの

スタバ大好き病院勤めの人間。日々の出来事や事件を徒然なるままに書いていくスタイル。Twitter:@gin3011

「始まりは『月が綺麗ですね』だった?」「『死んでもいいわ』とは言わなかったけどね」彼女は赤面した笑顔で呟いた。


今日のスタバ。
またまた東北山形県
今年できた店舗らしい。
店内の写真はないが、ガラス張りの壁に高い天井に広いスペース。都会にはない感じの開放感が地方のスタバにはある。席争奪戦もないし。また来たい。





少し前の話になるが、
6/20の夜に見えた満月を

「ストロベリームーン」

と言うらしい。後から知った。

少し赤みのかかった温かい色合いが特長だそうだ。
この日、月を見る気は全くなかったのだが、夜に赤レンガあたりをランニングしている時にふと見た月が赤くて印象的だった。
年に1度見えるらしいが、今年は夏至とかぶる49年ぶりのレアなパターンだったらしい。

これを見ると、好きな人と結ばれる結ばれないとかなんとかかんとか。
約半世紀に1度のレアケースにあった訳だから、一刻も早く空から美少女が降ってくるハーレム系ラノベみたいな展開を待つ。
いや、これはそういうご利益が出る話じゃないな。



月と言えばやはりお月見だろう。

旧暦の8/15と9/13に月を鑑賞する行事な訳だが、
今年は9/15と10/13らしい。
この9/15の方がよく言う「十五夜」というやつだ。
中秋の名月とも言う。

お月見って一体何をするのが正解なのか、

と言われてスラスラ出てくる人は少ないのではないだろうか。困った時のGoogle先生に聞いてみた。


「月を愛でる慣習で収穫の時期に神様へ恵みの感謝をする日」


と設定されてるらしい。
なんか具体的ではない。

月を見ながら酒を飲んだり、食事をしたりするのもokらしいが、花見ほどの盛り上がりを見せない気がするのは自分だけだろうか。



個人的に月が1番綺麗だと思う時期は冬だ。
雪に囲まれ空気の冷え切った冬の夜。
雲1つない闇夜に浮かぶ満月の光が雪に反射して辺りが夜なのに明るく照らされる。景色のおかげもあり最高に綺麗だ。



そういえば、「月が綺麗ですね」というフレーズで夏目漱石が思い浮かぶというのは世間の一般常識なのだろうか。


何で月と夏目漱石?な人もいるとは思うので、月と夏目漱石の関係を大まか且ついい加減に説明すると


とある生徒が「I Love You」を「俺、お前のことめっちゃ好きやねん」と訳したのを耳にした夏目の漱石さんが

「おいおい、今時日本人がそんな告白すんなよ〜月が綺麗ですね〜とか遠回しに言っておくっしょ!」

と生徒に伝えた逸話があったそうな。




それを踏まえて過去話を聞いてほしい。



大学時代、秋の夜。
友達の家で宅飲みがあるということで家が近くで仲の良い女友達と買い出しに出かけて歩いていた。


自分「あ、今日満月だー」
女子「本当だー!」
自分「いや〜月が綺麗ですね〜」
女子「え?」

彼女は立ち止まった。

自分「どうしたの?」
女子「今なんて言ったの?」

自分「え、、?月が綺麗ですねって。。」
女子「ごめん、、気づいてなくて。。。」

自分「いや、(月に気付かないくらいで)そんな思いつめなくても。。」
女子「今まで一緒にいてそんな素振りなかったじゃん!もっと早く言ってよ!」

自分「いや、(満月かどうかなんて)大したことじゃないから言わなくてもいいかな〜と思って。。」
女子「大したことない!?どういうこと!?」

自分「どういうことって、、だから月が綺麗だっていうことだけど。。」
女子「もういいッ!」

自分「えぇ〜???」

買い出し袋を置いて走り去る彼女。

訳わからん自分は秋夜1人満月に照らされていた。
友人宅までの荷物も増え、意味もわからず女友達に叱咤され散々な状態でとぼとぼ歩きみんなに合流。

もちろん女友達がいないことをみんなに指摘され、ことの流れを説明。

自分「月が綺麗ですねってそんなに怒られる言葉?」

男友達「いやいや、そんなことないだろ」

女友達2「ね〜月が綺麗って言ったくらいで。。。ん??え、まさか。。。」

女友達2の推測はまさに当たっていた。

そして、自分はその時初めて
「月が綺麗ですね=I Love You」の逸話を知った。


ただ月の感想を言っただけで文学的捉え方されるなんて誰が思っただろう。

すぐさま女友達2は勘違い文学少女に連絡し、事情を説明。

数十分後、相当気まずい表情と赤面のコンビネーションで宅飲み会場に参戦した文学少女から
「深読みし過ぎてごめんなさい。。」
と第一声に謝罪があった。
自分はま、笑い話がひとつ増えたね!って感じにサクッとまとめて飲み会を始めた。

なんやかんやあってその時の文学少女は今の嫁だ。







と、なったら漫画みたいだったなぁと思う。
もちろんそうではない。人生そう甘くはない。

今でも仲の良い文学少女は結婚して可愛い女の子を産んだ。子供に会いに行ったついでに面白半分興味半分で聞いてみた。

「始まりは『月が綺麗ですね』だった?」
「『死んでもいいわ』とは言わなかったけどね」

彼女は赤面した笑顔で呟いた。


月が綺麗ですね、からの懐かしい想い出を振り返ってしまった。
今日の月はどんな形だろうか。
どんなに綺麗でも、女性とペアでいる時に「綺麗ですね」という安直迂闊なコメントは控えよう。
いや、あえて狙ってみるのもありかもしれない。
自分の様な勘違いアンジャッシュ的展開にならないことを祈る。


ではでは:)