gin1103
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日々はあけぼの

スタバ大好き病院勤めの人間。日々の出来事や事件を徒然なるままに書いていくスタイル。Twitter:@gin3011

山の日だけでなく川の日とか空の日とか雪の日とか様々な休日が増えてくれることを切に願う。


レンタカーを借りるときに見つけた写真。
ポケモンGOの影響がここにも。



そろそろお盆休みがやってくる。
今年は「山の日」という祝日が仲間入りしたため連休を取りやすくなった人もいるのではないだろうか。


もちろん暦の休みなんて全部無視している病院勤務のスタッフには全くもって関係のない話だ。


ま、他の時期に休みはもらえるとはいえ、お盆休みに地元に集まる友達との同窓会的なアレに参加できないのは結構寂しい。
実家に帰っているとそのまま東京に帰ってくるのが嫌になる。もうずっとこのままのんびり仕事をせずに生きていたいとダラけた思考になる。

しかし、

休みとは仕事をやっているからこそありがたみを感じられる

と、どこかのマダオも言っていた。
何の苦労もなしに手に入れられるものに、大きな価値はないのだ。



病院内で大型連休になると例外を除いてスタッフの気持ちは楽になる。
仕事が減るからだ。


それはなぜか。



先程も言った通り病院は連休だろうが何だろうが、医師も看護師も働いている。


それに対する患者の数が重要になるのだ。


入院中の患者によっては連休を使って一時帰宅するパターンが往々にしてある。
もちろん状態が一時的に帰宅しても大丈夫という医師の判断の元に許可が出るのだ。
年末年始は特に多い。

患者数が少なければ、スタッフ一人一人の負担が減るということは言うまでもない。

さらには、レントゲンやCT、採血といった検査も行われることは少ない。

休日体制だと、検査機器を動かす技師の数も限られてくるため、緊急時に必要最低限の検査しかすることはできない。


もちろん緊急オペになったら必要なスタッフを強制召集することもある。
こういった本来ならば楽のできる休日に緊急オペ、患者の急変にあたってしまうのは運のない残念なスタッフなのだ。割と同じスタッフがよく遭遇するから面白い。




先程、例外を除いてという言葉を使った。
休日になると忙しくなってしまう部署が病院には1つある。

それはER。救急外来だ。

休みということは病院もやっていない。
そうなると24時間対応している救急外来に患者はなだれ込む。
ERに来る患者は救急搬送されてくる患者だけではないのだ。
ウォークイン、と言われる歩いて受診に来る患者の方がはるかに多い。
たまに、患者が波のように押し寄せる時がある。泣きたくなる。




ちょっと熱っぽいかも。。

なんとなく身体がだるい。。



ただの風邪症状で救急外来にくることはオススメしない。
自分なら必ず仕事を休んで日中に行く。

なぜなら夜間帯にいっても状態の精査はできない。先述したように全ての検査ができるわけではないからだ。
結局、その日は対症療法で終わり
また後日来院するように指示される。
これが基本なのだ。

一人一人に細かい検査・処置をしていたら

数の少ない夜間のスタッフでは処理しきれなくなってしまう。


さらに大学病院だと研修医終わりたての医者しかいなかったりするのでさらに行きたくなくなる。


もちろん受診の有無を決めるのは最終的に自己判断なので、行くと決めたら行ってもらって構わないが無駄足になるのを防ぐためにも

「#7119」

こちらに電話してみるのがいいと思う。


救急車を呼ぶべきか
病院に行くべきかの相談に乗ってくれる。



最近は救急車を呼ぶ必要のないのにすぐに119電話をしてしまい救急搬送されてくる人も少なくない。

救急車の数は限られている

不必要な人が乗ることで、本当に必要な人に救急車がない。。なんて事態が起こり得てしまう。


救急車を呼ぶかどうかの判断ポイントは個人的には1つだけだ。

・自力で歩けるかどうか

頭が痛い、胸が痛い、お腹が痛い。。

様々症状はあるが、その痛みの程度が自分の足で歩けないほどなのならば救急車を呼んだ方がいい。


過去に

血圧測ったらすごい高かったので。。

足の豆がつぶれたので。。

と救急要請してきた人を見たことがある。

ありえないと思うかもしれないがこれが現実なのだ。


あと、重要なことをもう1つ言いたい

救急車ならタダだから呼んだ

という1番ERスタッフをイライラさせる言葉を放つ患者はまあまあいる。

結果だけいうと、救急車はタダではない。
繰り返す。タダではない。

これだけでも忘れないでほしい。



ここまで、病院の休日体制について書いたが。。。
病院が機能的に停止するのはGWと年末年始だけだ。
もういっそのことお盆も休みにすればいいのに。

病院か儲からないのは人々が健康だ!ということなのだが、それが続くと我々の給料がなくなる。
丁度いいくらいのボーダーラインの引き方が難しいのは何事においてもあるのだ。


山の日だけでなく川の日とか空の日とか雪の日とか様々な休日が増えてくれることを切に願う。


ではでは:)