gin1103
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日々はあけぼの

スタバ大好き病院勤めの人間。日々の出来事や事件を徒然なるままに書いていくスタイル。Twitter:@gin3011

ネタバレありのシンゴジラ個人的感想&考察


赤レンガ辺りを走ってたらこんなトレーラーがいた。
ゴジラブームである。




シンゴジラは予想以上のヒットを見せている。
ちょいちょい過去の記事にも書いているが、近いうちにまた見に行かねばと思っている。


昔からのゴジラファンだけでなく、幅広い層から支持を受けている様だ。考察サイトがかなりの盛り上がりを見せている。
上映後の考察サイトが盛り上がるというのは名作の証ではなかろうか。


以前も言った様に自分は、大した映画通でもないのだが、柄にもなくネタバレありのシンゴジラ個人的感想&考察でも書こうと思う。少し旬がずれてるのは承知の助。。。

これから映画を観る予定の方は今日の記事は読まれないことをオススメする。まぁ、細かくは書かないから差し支えはない気もするが。














「現実(ニッポン)vs虚構(ゴジラ)」

このテーマが広告ポスターには書いてある。

過去のゴジラ映画ではゴジラに対する敵の怪物がいてそれとゴジラとの戦いを描くものが多かった。
そのためタイトルも「ゴジラvs◯◯」といったものだったし。



映画の冒頭では無人の船が見つかるところから始まる。
整えられた船内に揃えられた靴。
机の上には資料と折り紙。そしてこう書かれていた。


「私は好きにした。君らも好きにしろ」





場所は東京湾
そこから突如巨大な尻尾の様な物体が出現。

アクアラインの浸水、封鎖を受けて国のお偉いさん達が会議をはじめる。
この会議のシーンがシリアスだけでなく、ユーモアもあり面白かった。大杉漣演じる総理大臣を始めとした官僚達のキャラはかなりよかったと思う。
そして、みんな死ぬとは思わなかった。



この緊急時の政府の対応は3.11東日本大震災の動きに近いものがあるらしく、実際に今の日本に巨大不明生物が出現した際はまさにこの通りに動くとのこと。
念入りに取材してこの流れを作ったそうだ。
本職の人が見ても違和感のないくらいに。

国が何かを決定し、指示するのにここまでの手順を踏まなければいけないのだということを痛感した。
何とも歯がゆい。
さっさと攻撃しろよ!と思った人も多いのではないだろうか。結局、異常事態発生から2時間は何も具体的な行動がとれなかった。





巨大な尻尾が徐々に陸に近づき、ついに上陸。

その姿がまぁー気持ち悪い。まさに使徒である。
これを見た人大半が、

ゴジラがこの気持ち悪い生物と戦うのか?」

と思ったことだろう。
この姿をネタバレしなかったのは大きかったと思う。壮大なミスリードだった。


この姿はゴジラの進化過程。

巨大な尻尾が第一形態

上陸した気持ち悪いのが第二形態

これが立ち上がった姿が第三形態

そして、ポスターでもよく見ているお馴染みの姿が第四形態とのことだった。



この気持ち悪い第二形態が上陸した時に海、川の水が逆流し街を襲っていた。家屋や樹木、車が流されて道を覆い尽くす。そして、波を目の前に逃げる人々。
もう助からない。。という状況でもただ走るしかないあの絶望感。
そうそれはまさにあの津波の時と同じだった。
見事な再現だったと思う。
あの恐怖感、今まで体験したことない未知なものから理不尽に蹂躙されるというのはあの日あの時のそれと変わらない。
津波の被害に遭われた方の中にはトラウマでそういった映像が見れないという人がいるそうだが、これは絶対見れないと思う。リアルすぎる。

ゴジラが一時去った後の荒れ果てた土地もまさに既視感を覚えた。人の死体が出ている様な描写もあったし。


自衛隊が奮闘するも第四形態のゴジラの進撃は止まらず。米軍が参戦したが、見事にやられた。

ゴジラといえば口から出す光線?というか火炎放射の様な技があるのだが、このシーンがかなり圧巻だった。今回のゴジラは背ビレと尻尾からも光線を発射する仕様に進化する。

言葉として適切か分からないが、自分達の街が放射能で破壊されていくあの場面がかなり印象的だった。
中には自分の勤める会社が破壊されて歓喜した人もいたそうな。会社行かなくていい!となったのだろうか←



ゴジラはエネルギーを使い果たし、一時的な活動停止に。世界の国々はゴジラに対して核爆弾を使用することを選択する。


これに対するセリフ

「選択肢としてはありだけどさ、、選ぶなよ!」

役者の演技もあい極まりかなり好きなシーンだ。
2度も核を落とされ被害を受けた日本。
今後、世界からの大きな支援を約束されたとしても避けたい気持ちに間違いはないだろう。



首脳陣を失った日本のチームはゴジラを凍結させる、「ヤシオリ作戦」を核が落とされるまでの残った時間でとりかかる。

「国のトップがコロコロ変わることがこの国の良いところだ」

こんなニュアンスのセリフがあったのだが、皮肉めいた実に面白いセリフであった。この一見使えない様に見えて最後で良い働きをする代理の総理大臣はよかった。
まさに、たぬきジジイ←



作戦決行前、主人公の矢口が防護マスク、防護服を着て作戦に参加する人達に対して思いを伝えるシーンもよかった。
そして、始まるヤシオリ作戦。

簡単に言うとゴジラの口腔内から血液凝固剤を飲ませてゴジラの動きを止めちゃえーというものだ。
このヤシオリはヤマタノオロチを酔わせた酒の名前からきてるとかなんとか。


ここで大活躍するのが、爆弾を積んだ無人の新幹線と在来線だ。「無人在来線爆弾!」というワードは最高だと思う。ふと言いたくなる←

東京駅に集まるお馴染みの電車が特攻を開始する。いつもゴジラには踏まれ破壊されてきていた電車達が一矢報いたシーンでもあった。


米軍との連携を加えゴジラを転倒させる。
100mを超える巨体だ。
口腔内から薬を投与するには転ばせるしかない。
この時、アーム車、ポンプ車を使用して薬液を注入していた。自分は一度破壊されるも負けじと日本のために戦う人達に心奪われた。散っていった名もなき兵士達に敬礼である。


そして、必要量を投与しゴジラは凍結。
日本はゴジラに勝った。
核の脅威も一時は去ったが、ゴジラが動き出せば再びカウントダウンは始まるとのこと。

矢口は言う。
「こうでもなきゃ世界は納得しないだろう」



そして、1番の物議を醸しだす最後のシーン。


東京駅近辺で凍結されたゴジラがアップになるのだが、その尻尾の先だ。


人の形をした異形な物が複数映し出された。そこで映画はエンドロールへ。

あれは一体なんだったのか。



自分は映画冒頭に出てきた船の持ち主、放射能を恨んでいた牧博士だと思う。
彼が何らかの方法でゴジラになったのではないかと考える。そして、世界に対して圧倒的脅威となり復讐を試みたのではないのだろうか。

調べてみると人によりたくさんの解釈があった。

1番面白かったのは
「血液凝固される前に、ゴジラの本体を抜け殻にして体外に逃げようとしている人の姿」
という説だ。その線もありだと思う。
どちらにせよゴジラは人間を吸収しているんだなぁということだ。


これを見終えて個人的に思ったのは「災害と原発」が大きなテーマになっているんだということ。
きっと日本が3.11を経験しなければこの映画は生まれなかったと思う。
そして、何より日本の人々が思っている
"起こる可能性は大いにあるのだけれど目を背けていたい問題"が実際にやってきたことを描けているのではないだろうか。

人々の記憶は薄れても、この作品は残る。
もっと色んな人に見てほしいと切に思う。
石原さとみの演技が気に入らないという意見もあったが、自分は気にならなかった。かわいいから←



考察を書く気がほとんどレベルの低い感想文になってしまった。多めにみていただけると幸いである。

とりあえず、今月中にまた見に行く!

てか、長い!いつも1000〜2000文字でまとめようと思ってるのに3000文字超えてしまった。
しょうがない。名作だもの。


ではでは:)