gin1103

日々はあけぼの

スタバ大好き病院勤めの人間。日々の出来事や事件を徒然なるままに書いていくスタイル。Twitter:@gin3011

「他のどのライバルよりも1時間長く 毎日 努力を続けていればある程度迄の夢はかなりの確率で」叶う


太陽が綺麗。ここは確か浜中湖。
旅行行きたい症候群。




過去にも何回か書いているが、今現在、自分はボクシングジムに通っている。
高校生から続けているボクシング。
今やキャリアは10年を超えてしまった。

ジムには色んな人達がいる。


小さい子供がいる中でも時間をやりくりしてボクシングをやりにくる主婦


日頃の仕事のストレスをサンドバッグにぶつけるサラリーマン


未来の世界チャンピオンになるために日々練習に励む小学生


プロボクサーを目指して毎日練習している大学生


年齢を感じさせない還暦を超えたおじいさんまで。


一般の練習生もプロと同じフロアで練習させるジムもある。逆に完全隔離しているジムもある。

自分はトレーニングしながらジムが賑わっているときは頼まれて臨時トレーナーをやったりする。
人に教えるのは大変だが楽しい。
老後はボクシングジムでも開きたい。



昨日ジムから帰る時に、トレーナーからプロ志望だった練習生が今月でジムを辞めるという話を聞いた。

その練習生のことは知っていて、色々アドバイスをしたりしていた。
とても真面目で、ランニングも欠かさず、仕事が忙しい中でもここ1年間は週のほとんど練習に来ていたそうだ。しかし、プロテストを受けることなく彼の挑戦は終わった。


はっきり言って彼には才能はなかった。


普通の人が3日で出来ることがあったとしたら1ヶ月くらいかかってやってクリアできるようなレベル。

それでも自分を信じて頑張ればいつかは。。。
という期待が彼にもトレーナー陣にもあったはずだ。



しかし、信じればいつか。。。
という考えは甘い。自分は思う。「三月のライオン」という作品に以下の文章がある。




「信じれば夢は叶う」

それは多分 本当だ

但し 一文が抜けている

「信じて”努力を続ければ”夢は叶う」

— これが 正解だ

さらに言えば

信じて
「他のどのライバルよりも1時間長く
毎日 努力を続けていれば
ある程度迄の夢はかなり の確率で」叶う — だ

キャッチコピーというものは 短いほうがいい」

— でも これは あまりにも はしょり過ぎだと思う

それじゃまるで
「何もしなくても」「ただ信じていれば」

叶うみたいじゃないか。。。




辞めた彼は自分を信じていただろうし、努力もしていたと思う。しかし、結果、その量では足りなかったのだ。


努力の必要量はどこで決まるのか。

それは才能だったり、適正かもしれない。
しかし、それがない人をどうやって指導して後天的に適正をつけさせてあげられるかどうかはトレーナーにかかってくるところも大きいだろう。
それゆえに、彼が辞めたことでトレーナーもショックを隠せていなかった。


しかし、自分はこれでよかったとも思う。

ボクシングに限らず格闘技は命に関わるリスクがある。C級と呼ばれるプロデビュー仕立ての選手同士だと特に危ない。
自分が知っているだけでも今年は2人の選手が脳出血で試合後に病院に運ばれている。
もし彼がプロデビューしたら未熟な技術故に危険な倒され方をする可能性はかなり高かったと思う。


だから、ボクシングに対する想いがいくら強いとしても技術のない選手はプロのリングには挙がるべきではないと強く思う。取り返しのつかないことになってしまう。



過程と結果のどちらが大事なのだろうか。

彼のように真面目に練習も仕事も頑張ったけど、結果プロにはなることができなかった。

この事実を受け止めて彼は何を思うのだろう。


辞める理由を「言いたくない」とトレーナーに言ってジムを去って行ったらしい。


もしかしたら、自分にはもう無理だと諦めたのかもしれないし、仕事の関係で転勤になるのかもしれない。はたまた家庭の事情で。。。なのかもしれない。



自分のことではないが、人が挑戦していた何かを諦めるということ話を聞くと少し切なくなる。
そんな気持ちを吐き出したくて書いた今日の文章であった。


ではでは:Ⅰ