gin1103

日々はあけぼの

スタバ大好き病院勤めの人間。日々の出来事や事件を徒然なるままに書いていくスタイル。Twitter:@gin3011

1.昔の自分「患者の命のために何が何でも行動するのかっこいい!」2.今の自分「こいつもし職場にいたらボッコボコに殴る」


御茶ノ水駅から昔観れた景色。
この写真はもう撮ることができない。
気になる人は御茶ノ水駅に行ってみると分かる。




病院ネタ医療ネタを書くことがこのブログのテーマでもあったのだが、ここ最近を振り返ってみるとそんな流れは素振りをする素振りもない。
書きたいことをというかシンプルな日記に成り下がっている。140記事以上書いたらネタも無くな(ry



まぁ、特別記事にする様なイベントが病院でないのも原因だろうか。ただ純粋に忙しいだけで。







病院に入る前、つまりは就職する前は医療ドラマや漫画を見たり読むのが好きだった。自分がこれから入る業界のことだし興味もあった。


みなさんは「ブラックジャックによろしく」という作品を知っているだろうか。大人の事情で無料でほぼほぼ読めるので興味のある人は読んでみてほしい。自分も実家には全巻揃えてある。

気持ちだけ突っ走ってしまう熱い研修医が主人公。
現実の厳しさにもまれながら医師として人間として経験を積んでいくストーリー。


幼き頃はこの主人公の熱さに惹かれていた。
権力に立ち向かう感じに憧れたのだろうか。


最近、これを何となく読み返したら現場を知ってしまった自分の感性が変わってしまったことを痛感した。



ダウン症をもつ新生児にスポットが当たっている話を読み返した時だ。治療中の赤ちゃんが口に入っている挿管チューブという呼吸をサポートする管を自分で引き抜くシーンがあった。
読んでもらえば分かるが、赤ちゃんの「生きたい」という意志の強さを表現したかったのではないだろうか。



これを読んだ時。

1.昔の自分
「こんなに小さいのに生きる力ってすごい!!」

2.今の自分
「挿管チューブ抜かれるとか、どんなずさんな管理してたんだよ。。。大問題やん。。。」


感動の「か」の字もない。自分の担当患者がこんなことになったらと思うと寒気がする。



そして、その後その赤ちゃんが生きる為に手術が必要になるのだが、両親が手術に同意しないという事案があった。両親が首を縦にふらず、結果主人公は同意なしに患児を手術室へ無理やり連れて行く。


1.昔の自分
「患者の命のために何が何でも行動するのかっこいい!」

2.今の自分
「こいつもし職場にいたらボッコボコに殴る」


当たり前だが、同意が得られない時点で何があっても手術はできない。その結果命を落とすことになったとしても。こんなの強行したら訴えられて100%負ける。

てか、周りの看護師達も止めろやッ!!何で黙って連れて行かせてんだよッ!と漫画に対して虚しいツッコミが止まらなかった。



まぁ、漫画の話なんだから。。。と言われたらそれまでの話ではあるのだが。
海外の医療ドラマは取材をしっかり行い、医療職の視聴者が観ても違和感がない様に作り上げるという話を聞いたことがある。
確かに日本の医療ドラマはツッコミところ満載である。ほとんどの人が気にしないところではある。




医療職が集まっている時、なんとなくサスペンスドラマを見ていた時があったのだが、ナイフで刺されて人が倒れるシーンをみて

「あそこ刺されてあんなに血でないっしょ?」

「意識失う意味も分かんないしね。あそこら辺の内臓傷ついたってたいしたことないって」

自分
「よし。チャンネル変えるか」


興醒めとはまさにこのことだ。
専門職が集まりすぎると話がコアな方向に進みすぎる時があるので困る。



患者のため!と信念持つのは大切だ。
が、この職に就いている以上、それはもっていて当たり前なのだ。意識せずとも備わっていなければいけないというのが持論である。


初心に戻ったということで今日もがんばるかね。


ではでは:)