gin1103
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日々はあけぼの

スタバ大好き病院勤めの人間。日々の出来事や事件を徒然なるままに書いていくスタイル。Twitter:@gin3011

「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、褒めてやらねば、人は動かじ」


スカイツリー。ランドマークの時と同様RPGダンジョンに見える。ただこっちにはラスボスいそう。




昨日に引き続き実習の話。
昨日は酷い指導者の話だけをしたが、もちろんその逆で優しい人もいる。これは学生にとって非常にありがたい。
困った時に助けてくれるし、何より話しかけやすいというのはデカい。メンタル面で救われるだけでも変化は大きい。


実習の期間は大学によってまちまちかもだが、トータルで1年以上は行く。その中で様々なタイプの指導者に出会ったが、忘れられない人が2人いる。



1人は酷い指導者。
患者の病態で分からないことがあり、自分なりに調べてまとめたのだが、疑問の解消にはならず指導者に聞いた。

指導者
「この程度のまとめ方じゃダメ。やり直し」

めげずにやり直す。

指導者
「だめ。もう一回」

自分
「具体的にどこをなおせばいいでしょうか?」

指導者
「それを自分で考えなさいよ」

そもそも、この指導者。自分のまとめたレポートは5秒くらいしか読んでいない。

苛立ちを抑え作戦を変えた。

自分
「ここ調べて◯◯ということが分かったので患者の病状は△△ということでいいんですよね?」

指導者
「そ、そうね、それでいいわ。そんなことどうでもいいから早く患者のケアにいきなさい」


この時。分からないことを調べたのは本当だが、患者のアセスメントについて述べた内容はそれっぽくまとめたデタラメだ。

それなのにそれで良しとしているあたり、予想通りというか、なんというか、この指導者は自分が質問した内容がわからなかったのだ。
だから、自分をあしらっていた。
それ以降、その指導者に何1つ聞くのをやめた。
こんな扱いされて聞く気が起きない。
多分実習の指導者からの評価はとても悪かっただろう。気にしないが。今もし会ったらあの時の数十倍の勢いで論破してやりたい←



もう1人の忘れられない指導者。
先程とは対照的に優しい人であった。
男性同士だったことも影響したのか、気が合った。
優しいだけでなく、時に厳しくもご指導いただいた。

とある日。その人と進路の話になった。


指導者
「どこの病院に就職するか決めてるの?」

自分
「いやー全然です。地元に残るのが1番いいかなぁとか思ってます」


その時は、地元の病院に就職した方が仕組みも分かってるし楽だなぁ〜と考えていた。クラスメイトの半分以上地元に残るパターンだったこともあり、県外に出ることは考えてなかった。


指導者
「そんなのもったいないよ!出ないと地元!東京でもいって修行してきな!」

話を聞くと、指導者は就職時自分と全く同じ考えで地元の病院に就職したそうだ。しかし、後悔があったと言う。


結婚して家庭を持った今の自分は東京に行って新たなチャレンジっていうのは家族のためにもできない。
今の生活は勿論幸せだけど、何となくで進路を決めたことの後悔は今後も残るんだなぁと思う。
だから、今地元に「何となく」の理由で残るなら外の世界に挑戦するのをオススメするよ。


こんな感じのことを言われた。
そう言われたからこそ視野を広げて就職先を探した。そして、今の大学病院を選んだ。
その選択は間違ってなかったと今思えている。


きっと指導者からしたらそこまで影響を与える言葉ではないと思っていたかもしれない。
しかし、人を動かす言葉は発した人より受け手がどう解釈するかで大きく変わる。


あの時、あの人に指導してもらってよかったと心底思う。こうやって人の人生を決めかねないからこそ実習指導者というのはやはり重要なポジションだ。

自分は人に教えるということは嫌いではない。
どんな時でも感情に振り回されず、相手の立場に立つということは常に忘れてはいけない。





「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、褒めてやらねば、人は動かじ」

有名な言葉。教えるということの大切な部分を簡潔明瞭に教えてくれる。そんなの当然だ、と決めつけず今の自分はどうかを振り返ることが大切なのではないだろうか。


もう少しで連休が見える。。。
がんばるぞい!


ではでは:)