2016年の夏をまとめるなら「君の名は聲の形のシンゴジラ」これで決まりだろう。
やっと観てきた。
ここ数年で1番のヒットと言ってもいい話題作。
観客満足度99.2%?らしい。
どこの誰に統計とったんだと聞きたい気持ちを抑えながらすごいのだということをただ実感しておく。
この作品を観る前に自分はこのアルバムをフライングで聴いていた。
今作の音楽をこのバンドが手掛けているのもバンドファンとしては惹かれるものがあった。
このバンドはメジャー1stの頃から知っていた。
当時はすごいバンドが出てきたと心底思ったものだ。
「ふたりごと」「おしゃかしゃま」などは有名な曲で、バンド知らないけど、この曲は知ってるという人は多いのではないだろうか。
事前に音楽を聴いて映画を観るという通常珍しい流れではあったが、それがまたよかったのかもしれない。
以下は個人的な感想とネタバレを含むので、まだ映画を観ていないという流行の波に逆らっている人は飛ばすことを推奨する。
設定としてはありがちな意識入れ替わり。
ただ、全く知らない異性との入れ替わり。
あんなことがリアルで起きたら気が狂ってしまう。
そりゃ、男子高校生が可愛い女子高生に姿が変わったらそりゃ胸揉みしだくよね、っていう話だ←
互いの入れ替わりがいつ起こるか分からない。
入れ替わっていた時の記憶は夢の様に曖昧で。
2人は入れ替わり生活にルールを作る。
そして、記録代わりの日記をつける。
2人同士が足りないものをそれぞれで補う様に、それぞれの生活を楽しんでいた。知らない誰かとの入れ替わりを楽しんでいた。
気づいたら、互いの想いは恋心に変わる。
繋がらない電話。繋がらない2人。
景色だけを頼りに会いに行く。
そして、知る。
彼女は3年前に亡くなっていたことに。
それでも会いたくて記憶を頼りに歩みを進めた。
そして、訪れた「かたわれ時」
ここで初めて出会えた2人。
名前を忘れない様に手のひらに名前を書く。
片割れ時が終わり、途中で消えてしまう。
忘れない様に叫ぶ。君の名を叫ぶ。
…
…って、ここまで書いて気づいた。
これ感想っていうかあらすじみたいになっている。
やめよう。需要がカケラもない。
とりあえず、個人的に思ったのは
入れ替わりを過去と繋げている点がよかった。
主人公が感じた3年前にみんな死んでいたという絶望を変えるチャンスが残されていたという希望。
そして、2人は過去に出会っていたという事実。
数年後に偶然すれ違い、名前も分からないのに確信にも近い"会ったことがある"という記憶。
涙を流しながら2人は互いに聞く
「君の名は?」
END
ってまたあらすじっぽくなったあああ!
大した映画通でもないのに感想なんか書こうとするからこうなるのだ。身の丈に合ったことをしよう。
切実。
しかし、RADWIMPSの曲は本当によかった。
「夢灯籠」のオープニングもすばらであった。
「前前前世」の入り方素晴らしかった。
ただ、ストーリー的に全然前世関係なかったのではないだろうか。
今年の夏は非常に映画が熱かった。
2016年の夏をまとめるなら
「君の名は聲の形のシンゴジラ」
これで決まりだろう。
聲の形も良作だと聞いた。
ちなみに観ていない←
とりあえず、次はデスノートの映画が観たい。
望み薄だが、藤原竜也のライトが観たい。
ではでは:)