gin1103
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日々はあけぼの

スタバ大好き病院勤めの人間。日々の出来事や事件を徒然なるままに書いていくスタイル。Twitter:@gin3011

結局、人間は無い物ねだりをする生き物なのである。

日記 医療 障害者

昨日の記事を書いていて夏ごろに障害者について書いていた記事を見つけた。

1人で生きていけないことはそんなに悪いことだろうか。自分はそうは思わない。できないからこそ助けてもらうのだ。 - 日々はあけぼの




以前、障害をもった患者から言われたことがある。


「外に出たい時に自分の力では出れないし、買い物に行ったとしても店員から迷惑そうな顔をされて、車椅子で動くから他人に迷惑にならない様に気を使わなくてはいけない。その気持ちがわかるのか!?」

視覚障害の人にとって点字ブロックや段差は必要だけど、車椅子の自分にとっては邪魔なだけなんだ!」

「何でこんなに世の中は障害者のことを分かってくれないんだ!」


きっとあの人の世界には自分1人しかいないんだろうな、と切に思った。



場面は変わるが、とある日終電に乗っていた時、サラリーマンがぼやいていた。


「自分で動けない、自由がない気持ちは俺には分からないけど、障害者には社会に出て働く辛さは分からないよな。だって働かなくてもお金もらえるんだから」

「いやいや、自由があるんだからいいだろ?」

「そうか?俺は今の会社で働き続けて疲弊しきって死ぬくらいなら障害者になって家で一日中ネットしてたいよ。贅沢はないかもだけど何のストレスもなくダラダラしたいよ」


日本社会の闇を見た気がする。



結局、人間は無い物ねだりをする生き物なのである。


片や動けないことを不幸せに思い、自由な世界を求め、片や社会の歯車になっている事実を不幸せに思い、不自由な世界を求めている。


立場が変われば価値観物差しはガラッと変わる。


障害者がとある日健常者になったとして毎日の長時間勤務残業、理不尽な権力の圧力、人間関係の闇を体感した時、自身の力で生活していくことの大変さを感じ、結局引きこもりになるかもしれないし、

健常者がとある日障害者になったとして何もしなくてもいい世界に身を投げた時、衣食住を全て他人に任せる生活に耐えられず自分の考えの浅はかさに後悔するかもしれない。


自分に与えられた環境で出来ることを全力でやる。
これに尽きるのではないだろうか。
自分は常々思う。
世の中が自分に都合よく動くわけない。
世の中が都合よく機能する様に自分が動くのだ。


今一度自分の日頃の生活を見直してみようと思う今日この頃であった。


ではでは:)