gin1103

日々はあけぼの

スタバ大好き病院勤めの人間。日々の出来事や事件を徒然なるままに書いていくスタイル。Twitter:@gin3011

「毎日の練習、1ラウンド毎の振り返りをその日のうちに」

前からちょいちょい書いているが、自分はジムでボクシングをやっている。そのついでに指導したりもする。


人に技術を伝えるのは中々難しく、思うように相手が動いてくれなかったりすると何ともまあもどかしい。


「何でできないの?」


と言いたくなるが、言ったことはない。
個人的に指導者が1番言ってはいけない言葉ではないかと思ったりもする。


「何でできないと思う?」


と、問いかける様にしている。
「〇〇すればいいと思うよ」と先に言うのは簡単なのだが、それでは相手のためにならないと自分は思っていて、先に自問させるのを常にしている。
検討ハズレなことを言う時もあるし、自分とは違った切り口でパフォーマンスを考えていたりもするので意外と面白い。


今、特に指導している2人がいる。
同い年でキャリアは一緒。
2人ともプロになりたいそうだ。


A君は自分が指導する日に必ず合わせてくる。予定をそれに合わせて調整する。

B君は逆に練習自体に来ないわけではないのだが、あまり自分の来る時間に来ない。話を聞くと避けているらしい。なので急なトレーナーの変更で自分と鉢合わせになると「ゲッ!」という擬音を頭上に飾った様な表情をする。


自分がトレーナーをする日はメニューがきついのである。だから、B君は避けるわけだ。
でも、他の日にその分きているのでA君とB君で練習時間に差はない。


文面だけ見ると、A君の方がB君より真面目で強そうな印象を受けるが当初はそうではなかった。

A君は頑張り屋ではあるが、不器用なのだ。
B君は要領が良いタイプで器用にボクシングをする。

センスでは確実にB君の方が上であった。
スパーリングさせてもA君はボコボコにされていた。



しかし、トレーニングを見る様になってから半年。

練習時間は同じなのに2人には歴然とした差が出てした。A君が余裕でB君を圧倒する様になった。

自分の教え方が良い、と勘違いする人も多いが、トレーナーはあくまで選手のサポートをする身である。
教えられてもやるかやらないかは本人次第。
A君に自分が1つ教えたとするならばこれだけ。


「毎日の練習、1ラウンド毎の振り返りをその日のうちに」


漫然と練習するのではなく、必ず目的をもって取り組み振り返る。これを彼が実践してくれたからこそ伸びたのではないか、と考えている。
ま、そんなことせずとも強くなる才能が彼にあったのかもだが。


自分のいる日に来ないB君に「俺のいる日にこい!」とは敢えて言わない。自分の意思で来てくれるのを待つのみ。人に言われて練習にくるのはまぁーモチベーションが上がらない。体験談。



A君の頑張る姿を見ながら自分も見習わなければと思う今日この頃なのであった。


ではでは:)