gin1103

日々はあけぼの

スタバ大好き病院勤めの人間。日々の出来事や事件を徒然なるままに書いていくスタイル。Twitter:@gin3011

「大丈夫ですか?」と声をかけると95%くらいの確率で「大丈夫です!」と取り巻きが返して来る。

道端で倒れている人を見かける。


そんな状況に陥ったことがある人は案外少なくはないと思ったりもする。


そうなった人に残された選択肢はこうだ。


1.声をかける

2.通り過ぎる


ここで2.を選ぶ人が多いのではないだろうか。
それが飲屋街の路地裏だったりすると「なんだよ、よっぱらいかよ。。。」というテンションにもなるし。


自分はどうかというと選択肢は「1.声をかける」だ。


こういうことを言うと医療職がいいカッコを見せたいだけだろと思われがちだが、決してそうではない。



医療職ではない一般人が倒れている人に声をかけた場合。とりあえず、救急車を呼ぶという選択肢に陥る可能性が高い。



緊急性のない患者の救急搬送ほど誰も得をしないことはない。救急隊もウンザリするし、運ばれた患者を診る医療職もまた同じだ。



それくらいなら自分が第一にみて緊急性の有無を確認して無駄な搬送を減らした方が良いという考えである。


「大丈夫ですか?」

と声をかけると95%くらいの確率で

「大丈夫です!」

と取り巻きが返して来る。

自分の仲間内だけで処理しなければならないこともあったりするからな。事を大きくするのが必ずしも正解ではない。
1人で倒れてたらどうしようもないが。





過去に、忘れられない「大丈夫です!」があった。




ハロウィンの渋谷。
そんなことはすっかり忘れていて渋谷で人に会う約束をしていた自分。
周りは仮装をした人だらけで賑わっていた。

目の前に女子高生くらいのメイドの格好をした女子が三人いた。ハロウィンの格好でメイドってどうなの?とか思いながらみていたのだが。。



相当テンションが上がっていたのだろう。
大きな声で笑いながら騒いでいたのだが、途端に真ん中にいた子が嘔吐し始めた。


中々の量の嘔吐で顔面蒼白。
突然の事態でパニックになっている残りの2人。
吐物があって完全にひいてる周りの通行人。

自分はそそくさとかけつけ声をかける。


「大丈夫!?」


「だ、大丈夫ですッ!!」


「嘘つけー!!」


全力でツッコんだ。

そして、女子高生を改めてみると顔面が紅潮しており微妙にアルコールの匂いが。確証は得られないがおそらく未成年飲酒の疑いが高い。
となると急性アル中の可能性も捨てきれない。

とりあえず、救急案件ということで119番をすることに。

「だ、大丈夫ですから、救急車は呼ばないでください。。」


「じゃあ、あのグッタリしてる友達のどこが大丈夫か説明できるの?」


と問うと返答は返ってこなかった。


「別に俺は倒れてる人を助けるだけだから、君達に何か聞くことはしないよ。でも、もし、、、やったことに後悔があるならあとで好きなだけしなさい。死んだら何もできなくなるからね」


「・・・はい」


小さい声だがしっかりと頷く友人2人。
聞き分けのいい子達で良かったと本当に思った。

救急隊が到着し、搬送されて行った。
飲酒した経緯も友人達が説明していた。

面倒ごとになる前に隠れて現場を離れる自分。




関わったあの子達が未成年だったのかどうかは分からないが、後ろめたい何かがあったのは間違いなさそうだ。
そういうのは隠したところで損はあっても得はない、と自分は考える。あとで何かしら自分に跳ね返って来る、とさらには考える。


「人生誠実が1番」と自分のおみくじにも書いてあったことだし、今日もしっかりきっかり真面目に生きよう。新年会だけど失敗しませんように。。。


ではでは:)