gin1103
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日々はあけぼの

スタバ大好き病院勤めの人間。日々の出来事や事件を徒然なるままに書いていくスタイル。Twitter:@gin3011

あの時の無駄にクオリティの高い味噌汁の味は忘れないだろう。

4月の花見and新歓シーズンも終わり、新社会人は慣れない上司との酒の席を無事にやり過ごしただろうか。やり過ごせなかった人がいたら一言伝えよう。
どんまい。





お酒。


誰でも一度くらいはこれにまうわる失敗エピソードはあるのではないだろうか。


かくいう自分も一度だけある。


朝起きたら入ったこともない先輩(女)の家でパン1で寝ていた。
ワインを飲みすぎた記憶しかない。
昨日のことは何も言わず、朝ごはんを作っている先輩。ドラマでしか見たことない展開を体験してしまった。
あの時の無駄にクオリティの高い味噌汁の味は忘れないだろう。


それ以来、自分はワインを一滴も飲んでいない。


ワインに限らず、中には体質の問題でお酒を受け付けない人がいる。
そういった人にも無理矢理飲酒を進める輩がいるが、是非ともやめていただきたい。
俗に言うアルハラだ。急性アルコール中毒は充分命に関わる状態である。
救急車でERに運ばれる人も少なくはない。


「またアル中くるってよ」


「こっちは泊まりで寝ないで仕事してんのにバカみたいに酒なんか飲み(ry」


迎え入れる病院では大体こんな会話が展開されている。


酒に潰れた患者にどんな処置をするのか。


それは単純明解で血中のアルコールを薄めてしまえばいいので生理食塩水などを点滴する。ついでにビタミン剤も一緒に投与したりしなかったり。

口から飲んでも水分が入るので結果同じなのだが、アル中でぶっ倒れている人に経口摂取は酷な話だ。さらに口から飲むより血管に直接投与した方が効率は段違いだ。

こういう処置をウォッシュアウトと呼んでいる。

さて、ここで問題になるのは急激に体内をめぐる血液量が増えてしまうことだ。

血液量が増えるということは心臓の送り出す血液量が増えるということ。
送り出す血液が増えても心臓の筋肉が急に強くなるわけではないので、どうしても送りきれない余分な水分が出てくる。

その余分な水分が所謂むくみに繋がる。

また、ひどい時は心不全といった病気を引き起こす。

ウォッシュアウトの際はこういった余分な水分を身体に溜めないためにもう一つやる処置がある。

それは膀胱留置カテーテルの挿入だ。

カテーテルを通して余分な水分は尿となって体外に出てくるわけだ。

昏睡してる人でも膀胱というものは正常に機能している。ある程度は意識がなくても尿を溜め込んでしまうため、カテーテルを入れて強制的に排泄させるのである。

1時間くらいもすれば意識が大体もどって


ココハドコ?アナタダレ??


状態になり自分に繋がっている点滴やらを見て事実をゆっくり理解していく。


ここまでの処置は昏睡してる人なら楽に行える。痛みを感じることもないので非常にスムーズに終わる。



が。。。



もちろん中途覚醒している患者もいる訳だ。

しかも意識がある分、嘔気はあるし頭痛もある。処置の痛みもバッチリ分かってしまう。

ERで大暴れしてしまうのはある意味当然かもしれない。



過去に苦労して入れて点滴や膀胱留置カテーテルを全部引っこ抜かれたことがある。

無意識だからきっと脳内のリミッターが解除されているのだろう。
フツーだったら痛みで自分で抜去するなんて考えられない。

特に膀胱留置カテーテルの構造が分かっている人は自己抜去の痛さのイメージは容易だと思われる。考えただけでゾワゾワする。



酒は飲んでも飲まれるな


誰もが聞いたことのある名言だが、お酒で失敗するやつは大体同じ人物が多い。
根拠のない「今日は大丈夫」という言葉と共に気付いたら臨界点を突破してしまうのだ。


少なくとも人様に迷惑をかけないような飲み方を心がけたいものですな。




さてさて。今日を爽やかに終えてゴールデンウィークを迎えれますように。


ではでは。