gin1103
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日々はあけぼの

スタバ大好き病院勤めの人間。日々の出来事や事件を徒然なるままに書いていくスタイル。Twitter:@gin3011

マイナーな略語を使われた時に知ったふりをするか、コソコソ調べるか、「それ何の意味ですか?」と堂々と聞けるかは人間性が大分影響する事案だ。

最近担当患者に糖尿病の人が多い。



不規則な生活


とまらないスィーツ


どうも、糖尿病予備軍です。
(今流行りの人風に)




ちなみに、糖尿病は病院で使われてる略語で


「DM」


と呼ばれている。

Diabetes Mellitus
(甘い尿が止めどなく出るの意味)


この単語の頭文字をとって「DM」だ。


Diabetes単体でも糖尿病の意味合いを持つらしいが、大体病院ではDMと呼んでいる。



街中で看護師っぽい人達が

「新しく担当した患者が既往にDMとHTあって今度、キャブとAVRするんだけどさ。。」

こんな会話をしていたら

「新しく担当した患者が既往に糖尿病と高血圧があって今度、冠動脈バイパス術と大動脈弁置換術するんだけどさ。。」


という意味になる。


各業界の専門用語・略語はその知識が無い人が聞いてもちんぷんかんぷんになるだろう。

医療用語は特にそうだ。専門の人でもちんぷんかんぷんになる。施設によって呼び方が違ったりするから困ったものだ。
何とか統一できないものか。



中には同じ略語で全く違う病気の場合もあるから油断大敵だ。

さっきのDMもそうだ。「糖尿病」の他に膠原病の「皮膚筋炎」という病気の略語だったりする。


他にも有名な病気だと「MS」だろうか。

僧帽弁狭窄症と多発性硬化症という2つの意味がある。
共通点といえばどちらも厄介な病気であることくらいだ。

あとは「BA」

気管支喘息と脳底動脈の意味だ。
片方は病気でもう片方は血管である。




新人の頃は、とある先輩から

「略語使わないで正式名称で言いなさい!」

と怒られたことがあった。正式名称を理解しておくことは勿論大切だが、発声する意味はないだろうと思い常々逆らっていた←



「総肺静脈還流異常の患者のことなんですが。。」

と言うより

「TAPVRの子なんですけど。。」

と言った方がどう考えても効率的だ。




「患者が播種性血管内凝固になってさー」

と言ってるヤツは見たことない。

「患者がDICになってさぁー」

この文章が普通だ。




ま、メジャーな略語ならともかくマイナーな略語を使われた時に知ったふりをするか、コソコソ調べるか、「それ何の意味ですか?」と堂々と聞けるかは人間性が大分影響する事案だ。

ベテランになればなるほど聞きにくくなるのは自然の摂理かもしれない。



かくいう自分もこの前勘違いした。

後輩「患者さんがVFして〜」

自分「え!?あの人がVF!?大丈夫だったの!?」

後輩「え??えぇ、無事に終わりましたよ?」

自分「薬追加になってなかったよね、あの患
者?大丈夫なの?」

後輩「薬??嚥下機能は落ちてるとは聞きましたけど。。」

自分「あぁ〜そっちか。。ごめん。。」


後輩が言っていたのは

VF:嚥下機能検査
ただの飲み込む力を見る検査だ。

自分が勘違いしてたのは

VF:心室細動
死に至ることもある致死性不整脈だ。

何事も早とちりしてはいけないという教訓だ。
日々勉強である。


先ほども書いたように先輩になると後輩から物事を聞くことに抵抗がある人も出てくる。
自分はそんなことない。
変に意地貼るよりは聞いてしまった方が効率がいい。

聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥

格言の通りなのだ。



ま、毎度毎度聞くようでは先輩の威厳もクソもないのでしっかり穴がないように日々勉強しようと思う。


ではでは:)